2010年05月30日

JARL第52回通常総会

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前回までせっかくアマチュア無線機のレビューを行ったこともありますので、本日は日本アマチュア無線連盟(JARL)の第52回通常総会に伺いました。今回は地元である、名古屋市昭和区の名古屋市公会堂内で行われております。

実は私がJARLに再び入会したのは今年5月からなので、会員歴が浅すぎるために、議決権とかそういうのはありませんが、事務局に予め確認したら傍聴できるということなので、割と軽い気持ちで遊びに来ました。

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2010年05月29日

アルインコ DJ-G7 (14)

アルインコ DJ-G7を使ってみて、イマイチだと思った部分をピックアップしてみます。私が使った上での感想ですから、完全なデメリットというわけでもないと思いますが、何かの参考になればと思います。

運用までしてみて一番気になるのは、やっぱり耳の悪さです。つまり、あまり受信感度がよろしくない傾向があるみたいです。私が移動運用で、丘の上にあがった状態で交信をした場合、相手側からは「59」のレポート(完全に了解でき、きわめて強い信号)をいただくのですが、DJ-G7のシグナルメーターが思ったよりも振れず、受信音も弱々しく感じるので、こちらからは「51」のレポート(完全に了解でき、微弱でかろうじて受信できる信号)を送ることになります。

今のところ数局からレポートをいただいているだけなので、偶然なのかも知れませんが、こちらの受信感度の悪さに心が痛みます。交信できないわけではなく、最低限の動作はしているので、気になる程度ではありますが、車載用の他の無線機などと比較してみたくなりました。

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posted by 「なにかな」管理人 at 21:25| Comment(4) | TrackBack(0) | ラジオ・無線

2010年05月16日

アルインコ DJ-G7 (13)

せっかくアルインコ DJ-G7と車載用のアンテナを購入しましたし、昨年は免許の取得もしました。ちょうど盛り上がっている時期なので、時間を見つけて近くの山などへ出かけて無線の運用をしています。

さすがに1200MHz帯の運用は難しいのでメインは430MHz帯になりますが、私が無線を始めた20年以上前と比べると、かなり運用局数は減っているような気がします。なにせかつては、慢性的な周波数不足で定期的な運用が難しい時期がありました。

その当時の移動体通信のツールといえば、アマチュア無線の他にパーソナル無線CB無線特定小電力無線がありましたが、いずれも無線機を持って交信をするというスタイルに違いはありませんでした。現在は、誰でも使える携帯電話というものがありますから、あえて無線機を使わなければならない理由がなくなってしまった、という事情もあるかなと思います。

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2010年05月08日

アルインコ DJ-G7 (12)

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アルインコ DJ-G7を使って、さらに1200MHz帯を使っていきたいと思います。さすがに付属のホイップアンテナでは限界がありますが、自宅に新たなアンテナを建てるのも大変です。そんなわけで、車で無線ができるように、アンテナを自家用車に取り付けてみました。写真がそれになります。設置作業について、アスカシステムズに骨を折っていただきました。

使用したアンテナはDIAMOND AZ805M、基台はDIAMOND K405を使用しました。基台が思ったよりも大きかったので、アンテナの小ささが際立ってしまいました。車のボディとアンテナが近いので、車の金属部分の影響も受けそうですが、何とかこれで車内でも無線機が使えるようになります。

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2010年05月07日

アルインコ DJ-G7 (11)

今更ですが、アルインコ DJ-G7の大きな特徴としては、1200MHz帯の送受信ができることが挙げられます。1200MHzの送受信ができるハンディ無線機としては、久々の登場です。

かつて私が、最初のアマチュア無線の免許を取った時には、比較的安い無線機が多く発売されていた144MHz帯や430MHzは、尋常でないほど周波数が逼迫して混み合っていました。それは、今ほど携帯電話が普及していなかった時代ですし、離れた場所同士の意思疎通ができるツールが限られていましたから、仕方ないのかもしれません。

周波数が逼迫したために、ある人たちはバンドプランから外れた周波数で運用し、ある人たちは決まった周波数を他の人たちに使わせないように交代で番をしたりしました。そんな状況に嫌気がさした人たちの一部が、1200MHz帯に活路を見いだしたのですが、そういったニーズに応えるために、1200MHz帯のハンディ無線機やモービル無線機が、色々発売された時期でした。

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posted by 「なにかな」管理人 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジオ・無線

2010年05月06日

アルインコ DJ-G7 (10)

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アルインコ DJ-G7にはワイドバンド・レシーブ機能があるのは、何度か話題として出しました。今回はそれにまつわるちょっと変わった機能を中心にご紹介します。

DJ-G7で受信ができる周波数の範囲は、サブバンドで0.531MHz〜1299.995MHzの範囲です。多くの受信機の場合、コードレスホンに使っている周波数などは受信範囲から除外されることが多いのですが、DJ-G7はなぜかすべて受信が可能です。そして受信できる周波数の下限は、中波放送にあたります。この場合、受信操作はできてもアンテナに手こずることが結構多いです。

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posted by 「なにかな」管理人 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジオ・無線

2010年05月05日

アルインコ DJ-G7 (9)

レビューの6回目の時に、アルインコ DJ-G7のファームウェアをアップデートしましたが、そのときに使用したケーブル、具体的にはEDS-14とERW-7を使って、DJ-G7のメモリ内容や設定内容を変更することができます。つまりパソコンを使えば、様々なことができるというわけです。

無線機そのものの設定やメモリ管理は、それこそ無線機にマイコンが搭載されたときからあったのですが、最近はパソコンでできるようにしようという風潮みたいです。無線機についている小さなボタンでチマチマ設定するのも大変ですから、こういうのは非常に有り難いです。

さらに有り難いのは、DJ-G7のメモリや設定をそのままパソコンに保存しておくことができます。調子が悪くなったときに設定を戻すことにも使えますし、細かな設定の違いを複数用意して使い分けるなんてこともできます。一種のバックアップですよね。

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2010年05月04日

アルインコ DJ-G7 (8)

前回、アルインコ DJ-G7の受信を行いましたので、今回は送信を行います。無線機ですから送信も可能なわけですが、これもDJ-G7特有というべきか、ちょっとした癖が存在します。

どんな無線機でも大体そうですが、「PTT」キーを押している間だけ送信をします。特に設定をしない限りは、受信している周波数と同じ周波数で送信します。例外で最も有名なものとしてレピーターを使う場合ですが、この場合は送信する周波数と受信する周波数が違います。

それで、液晶パネルに表示している周波数を基本的には送信するわけですが、DJ-G7の場合、前回触れたとおりに2波同時で受信する機能を持っています。その場合はどちらの周波数を送信しているかですが、メインバンドに表示している周波数が送信周波数となります。

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posted by 「なにかな」管理人 at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジオ・無線

2010年05月02日

アルインコ DJ-G7 (7)

今回からは、アルインコ DJ-G7を実際に使ってみることにします。DJ-G7は、ある特定の2波を同時に受信することができます。たとえば、メインバンドで430MHz帯を受信しながら、サブバンドでFMラジオを聞くことができます。

DJ-G7を受信で使用する場合は、ちょっとした癖があることを覚える必要があります。実は、メインバンドとサブバンドでは受信できる周波数の範囲が違います。

メインバンドで受信ができるのは、136.000MHz〜173.995MHz、400.000MHz〜469.995MHz、1240.000MHz〜1299.995MHzの範囲に限られます。基本的には、アマチュア無線で使える周波数プラスアルファといった印象です。サブバンドで受信ができるのは、0.531MHz〜1299.995MHzの範囲です。

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posted by 「なにかな」管理人 at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジオ・無線