GRUNDIG G6 AVIATORをここしばらく使い続けてきましたが、今回はその使用感をまとめておきたいと思います。残念ながらエアバンドは前回使用しただけですので、中波・短波・FM放送の使用感となります。
まず中波ですが、一番気になるのは内蔵バーアンテナの長さです。バーアンテナが長ければ長いほど、中波の受信感度がよくなります。しかし、G6 AVIATORは小型のラジオなので、どうしても中波の受信については不利になりがちです。
私が確認をした限りは、中波については他の短波ラジオとそれほど感度に違いが見つけられませんでした。G6 AVIATORを使う直前には、SANGEAN ATS-909Wを使用していましたが、使用感としては、それほど違いは見つけられませんでした。
続きを読む
2010年08月29日
2010年08月22日
GRUNDIG G6 AVIATOR (8)

画像は、GRUNDIG G6 AVIATORのFM受信時の液晶パネルです。基本的には中波や短波と同じような雰囲気です。当たり前のことかもしれませんが、FMでも信号強度メーターが使えます。実はFM受信になると、信号強度メーターが使えないケースが多いので、これはとても助かります。
ただし、中波や短波の受信と同じように、信号強度メーターは軽めです。どちらかといえば、信号が受信できたらそれを知らせる機能に近いかもしれません。
続きを読む
2010年08月17日
GRUNDIG G6 AVIATOR (7)
GRUNDIG G6 AVIATORのラジオとしての機能の紹介がまだでしたので、一通り紹介しておきます。受信できる周波数は、以下の通りとなります。
長波:150kHz〜521kHz
中波:522kHz〜1710kHz
短波:1711kHz〜29999kHz
FM放送:76.0MHz〜108.1MHz
AIR:117MHz〜137MHz
受信できる周波数範囲としては、申し分ないと思います。あまり日本では馴染みがない長波も、地域によっては放送用に使われていますので、旅行先で受信できずに困ることはなさそうです。また、短波も30MHz直前まで受信できますので、メーターバンドによって受信できないということもありません。
続きを読む
長波:150kHz〜521kHz
中波:522kHz〜1710kHz
短波:1711kHz〜29999kHz
FM放送:76.0MHz〜108.1MHz
AIR:117MHz〜137MHz
受信できる周波数範囲としては、申し分ないと思います。あまり日本では馴染みがない長波も、地域によっては放送用に使われていますので、旅行先で受信できずに困ることはなさそうです。また、短波も30MHz直前まで受信できますので、メーターバンドによって受信できないということもありません。
続きを読む
2010年08月16日
GRUNDIG G6 AVIATOR (6)
前回、GRUNDIG G6 AVIATORを日本で使えるように設定をしましたが、このラジオには時計がついているので、時間を設定することにします。
持ち運びができるような小さなラジオにありがちなのは、ラジオをONにしている状態では、周波数表示はあっても時計表示がないというケースが多いのですが、G6 AVIATORはラジオがONでも時計表示が消えません。たかが時計表示ですが、旅行先などでは時間を確認したい場合に、近くに時計がない場合もありますので、こういうちょっとしたところに便利さを感じます。
時計表示の他に曜日設定もできるのですが、曜日表示で中国っぽい部分が垣間見えます。以前にKchibo KK-S500のレビューの時にふれましたが、中国には1を月曜日、2を火曜日という風に表現することがあり、G6 AVIATORもそれを踏襲しているような雰囲気があります。中華ラジオを扱うには、こういう部分を注意深く見ていくといいでしょう。
続きを読む
持ち運びができるような小さなラジオにありがちなのは、ラジオをONにしている状態では、周波数表示はあっても時計表示がないというケースが多いのですが、G6 AVIATORはラジオがONでも時計表示が消えません。たかが時計表示ですが、旅行先などでは時間を確認したい場合に、近くに時計がない場合もありますので、こういうちょっとしたところに便利さを感じます。
時計表示の他に曜日設定もできるのですが、曜日表示で中国っぽい部分が垣間見えます。以前にKchibo KK-S500のレビューの時にふれましたが、中国には1を月曜日、2を火曜日という風に表現することがあり、G6 AVIATORもそれを踏襲しているような雰囲気があります。中華ラジオを扱うには、こういう部分を注意深く見ていくといいでしょう。
続きを読む
2010年08月15日
GRUNDIG G6 AVIATOR (5)
前回まででGRUNDIG G6 AVIATORの外観を確認しましたので、今回からは早速実機を使ってみることにします。G6 AVIATORに電池を入れるのですが、単三乾電池2本で動作します。今回はニッケル水素電池で動かしてみます。
G6 AVIATORは中国で作られたラジオですが、アメリカで使用される前提で作られています。取扱説明書には、アメリカとカナダの拠点についての連絡先しか印刷されていません。間違っても、日本で使われることを前提としていないのです。
そうなると、どういうことが起こるのか。日本とアメリカで違う規格のものが影響を受けます。最もわかりやすいのは、ACアダプタの家庭用電源側の電圧ですが、日本の100Vに対して、アメリカの120Vという風に電圧の差があります。今回は電池を使って使用しますので関係ありませんが、このACアダプタはアメリカの規格に合わせて作られたので、公式には使ってはいけないことになります。
続きを読む
G6 AVIATORは中国で作られたラジオですが、アメリカで使用される前提で作られています。取扱説明書には、アメリカとカナダの拠点についての連絡先しか印刷されていません。間違っても、日本で使われることを前提としていないのです。
そうなると、どういうことが起こるのか。日本とアメリカで違う規格のものが影響を受けます。最もわかりやすいのは、ACアダプタの家庭用電源側の電圧ですが、日本の100Vに対して、アメリカの120Vという風に電圧の差があります。今回は電池を使って使用しますので関係ありませんが、このACアダプタはアメリカの規格に合わせて作られたので、公式には使ってはいけないことになります。
続きを読む
2010年08月13日
GRUNDIG G6 AVIATOR (4)
前回は、GRUNDIG G6 AVIATORの正面と右側面を見ていただきました。印象としては、何となくシンプルな感じがします。ボタン類がそれほど多いわけでもありませんので、機能としては少なめな印象があります。
そんな印象とともに、本体に印刷されている文字がアルファベットと数字なため、基本的な操作に関しては、取扱説明書は必要なさそうです。ある程度G6 AVIATORの動きがわかれば、あまり操作には困らないような感じです。
それでは今回は、残りの面を順番に見ていくことにします。
続きを読む
そんな印象とともに、本体に印刷されている文字がアルファベットと数字なため、基本的な操作に関しては、取扱説明書は必要なさそうです。ある程度G6 AVIATORの動きがわかれば、あまり操作には困らないような感じです。
それでは今回は、残りの面を順番に見ていくことにします。
続きを読む
2010年08月12日
GRUNDIG G6 AVIATOR (3)
2010年08月08日
GRUNDIG G6 AVIATOR (2)

さて、到着したGRUNDIG G6 AVIATORの荷物を早速開封して、中を確かめてみたいと思います。写真はその外箱です。多少の傷や汚れが見られますが、全体的に綺麗で中身の不安を感じることはありません。
外箱にラジオの写真が掲載されているのは当然としても、右側にある宇宙服を着た人の写真が気になります。わかりにくいですが、さらに左下には「BUZZ ALDRIN EDITION」という文字が見えますが、この文字がその写真をなぜ使ったのかを解決してくれます。
続きを読む
2010年08月01日
GRUNDIG G6 AVIATOR (1)

今年に入って、ラジオにまつわる話題には事欠かなくなりました。それほどラジオ業界のニュースが多かったわけで、そのうちのいくつかは「なにかな」でも取り扱いましたが、そのおかげでラジオのレビューが疎かになってしまいました。
AM/FMラジオについては昨年末にSUNTAC RDPC-101を紹介しましたが、短波つきラジオとなるとSANGEAN ATS-909W以来となり、まさに1年以上も短波ラジオのレビューが放置状態となってしまいました。久しぶりではありますが、私が気になっていたラジオのひとつであるGRUNDIG G6 AVIATORを、今日から見ていくことにします。
続きを読む