
電池も入ったことですし、TECSUN PL-380の電源を入れてみます。本体正面から見て、右上にある赤ボタンを押します。液晶パネルには、受信周波数などが表示されます。冒頭の写真がそうです。
液晶パネルには、ひときわ大きな数字で受信周波数が表示されるのですが、興味をそそるのは、そのすぐ上に表示されている数字です。左側には「dbμ」、右側には「db」の表示が見えます。
最近のTECSUNのラジオにはだいたいこの表示があるようで、左側は信号強度、右側はS/N比を表しています。どちらも数字が大きいほど良い状態ということになりますが、多くのラジオが棒の伸び縮みするシグナルメーターを採用している中で、数字で表現するのは珍しく感じます。ちなみにSONYの現行フラグシップ機であるICF-SW7600GRは、信号強度などを表示しませんので、この部分はPL-380のほうが勝っています。
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