
写真は、ICOM IC-9100Mを正面から見た場合となります。ひときわ目立つのは、大画面の液晶ディスプレイですが、このスタイルがアイコム基本のレイアウトとして定着しているようです。
いろいろ調べていると、大画面ディスプレイのスタイルが始まったのは、1988年発売のIC-780辺りからのようです。当時は、液晶ディスプレイではなくブラウン管搭載だったようで、しかも画面下にファンクションキーを配置したスタイルは、コンピューター画面のように見えて仕方ありませんでした。
固定型の無線機というと、正面に大きなメインダイヤルがあって、周波数表示は上のほうに横に細長くというスタイルを連想しますし、そういうスタイルがまだ一般的ではありますが、ディスプレイ上にできるだけ多くの情報を集めようと思うと、大画面化は避けられませんから、こういうスタイルはアリだと思っています。
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