2008年02月10日

SSTRAN AMT3000 AMトランスミッタ (10)

SSTRAN AMT3000を購入しようと考えた最大の理由は、AMラジオしかない営業車でiPodなどの音を聴きたいからでした。FMラジオがついていれば、市販のFMトランスミッタを使って楽しめばいいのに、AMラジオしかないために、あれこれ苦労しなけれればなりません。

ここまでの作業で、しっかりAMの電波を送信してくれていることがわかりました。ここで最終目標としていた車中での使用を考えていきます。ただし、部屋の中で使う場合とは違い、細かな障害があります。それらの問題点をひとつずつ解消していかなければなりません。

最大の問題点は、電源の供給でした。SSTRAN AMT3000は、ACアダプタを使って電源を供給するように作られています。電池駆動させたり、シガライターからの供給は考慮されていません。このACアダプタも、交流120Vを交流18Vに変換する機能なので、特殊なものになります。

付属の説明書を見る限りでは、直流20Vの入力でも動作するようですが、車で使うことが出来る電源は直流の12Vが普通なので、何とかして直流20Vを持ってくる必要があります。回路内で必要な電圧も、部分的に直流15Vがありますので、車内の直流12Vでは電圧が不足します。

仕方がないので、今回はシガライターから家庭用電源を作る機器を使いました。価格もピンキリで用意されていますが、ノートパソコンの充電で使うような小容量のもので充分です。それにSSTRAN AMT3000付属のACアダプタを接続して、交流18Vを作りました。本来なら何らかの回路を組んで、スマートに交流18Vを作るのがよろしいのですが、私にそこまでの技術力がありませんので、この部分は今後の課題になります。

次の問題としては、アンテナをどうするかです。AMトランスミッタを運用する上では、電波の波長が非常に長くなるので、どうしてもアンテナも長くなる傾向があります。付属のワイヤアンテナも2mを超えていますので、どうにかして車内に引き回さないと都合が悪くなります。

とりあえず適当に車内に放置しておいたのですが、どうもうまく電波が飛んでいないようです。AMトランスミッタは車内にあるのに、AMの受信アンテナは車の外にあるというのが一般的ですから、どうやら車外に電波が飛んでいないようです。車は金属で覆われていますから、電波がシールドされている状態と考えても不思議ではありません。電子レンジの電波が外へ漏れにくいのと似ています。今回は仕方ありませんので、AMラジオの近くにアンテナを配置します。

そうして電波を送信してみたところ、無事にカーラジオから1611kHzで受信できています。ただし、受信のアンテナが車外にあるため、外からのノイズを思った以上に拾います。まるでAMの遠距離受信をしているようです。でも、今まではiPodの音を車中で聴くことは出来ませんでしたから、大きな進歩です。

ただひとつだけ心配な面があります。SSTRAN AMT3000を車中で使用する実験中に、人をふたり乗せていたのですが、AM電波の送信をしていると、同乗のふたりの体調が悪くなる現象がありました。アンテナの設置も制限がありますし、車外に放出しにくい電波ですから、何らかの影響があったかもしれません。

ただし、電波の人体への影響は、今のところ科学的には完全に解明されていません。今回のSSTRAN AMT3000は、アンテナから送信される段階では、微弱電波レベルまで弱くなっていますから、関連性はないと考えるのが論理的ですが、情報のひとつとしてご紹介いたします。
posted by 「なにかな」管理人 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジオ・無線
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