写真は、HTC S21HT(左)と京セラWX310K(右)です。ともにパソコンやPDAを使ってインターネットへ接続するという、モバイル目的で契約しています。
私のモバイル回線は、一定のタイミングで次々と変化しています。より良い通信環境を目指しつつ、費用も確認しながらという検討の連続でした。PDAもそうですが、ノートパソコンとともに持ち歩くことが最初の検討材料になりました。
最初に購入したPHSはdocomoキャリアのSHARP P-inでした。PCカード型のPHSで、パソコン接続しか考えていませんでした。その後にPDAをインターネットへ接続する目的で、P-in Comp@ctへ変更しました。
それとは別に、仕事通話用でパルディオ641Ssを契約していたのですが、それと統合する目的で、WILLCOM(旧DDIポケット)キャリアの京セラAH-K3001V(京ぽん)に変更しました。それから1年経過せずに、Bluetoothの魅力から京セラWX310Kへ機種変更して現在に至ります。
実はこのWX310Kは、発売日にあわせてWILLCOMのインターネットショップで購入したため、使い始めてから既に3年が経過しています。さらに、BluetoothのモデムになれるPHSが発売されてこないために、機種変更もできないという状態に陥りました。噂の段階では、昨年秋にそんなPHSが出るような話もありましたが、結局は現在になっても市場に投入されていません。
購入したい端末がないというのは、自分にとってかなり致命傷になるため、キャリアの変更も含めて検討することにしました。条件は、まずBluetoothのモデムになれること。この条件だけで、かなり機種が絞られてしまいます。
検討する前から、EMOBILEには多少興味がありました。携帯電話キャリアとしては後発なために、自分が望むサービスエリアを網羅するのに、かなりの時間がかかるのではないかと思っていたのですが、自分が思っていた以上にエリアの広がり方が早かったので、購入対象にあがってきました。
EMOBILEのサービス開始が2007年3月でしたが、2008年夏には自宅や名古屋市内はもとより、自分の通常での行動範囲である岐阜県可児市・美濃加茂市・川辺町の一部もエリアに入ってしまいました。驚くべきロケットスタートという印象です。
そんな中、規格上7.2Mbpsの下り速度が出せるスマートフォン、S21HTが2008年10月に発売されたのと、それに伴う数々のキャンペーンが魅力的だったために、WILLCOMから乗り換える決心をしました。
