
HTC S21HTが持っている機能で割と便利っぽいのが、天気情報表示です。この写真がそれですが、現在の天気とその日の最低・最高気温が表示されます。TouchFLOの中にメニューがありますので、天気を知りたいときに表示させることもできますし、常に表示させることもできます。
ただ、本当のところ、現在の天気ではなく天気予報を表示してくれると、もっと嬉しかったりしますが、どうやらそういう仕様になっていないようで残念です。最低・最高気温も、場合によっては気象庁の発表と大きく違ったりするので、この予想気温のソースがわかりませんが、単なる参考にしか使えないかなと思ってみたりしています。
天気情報の都市は、最大で10ヶ所まで登録が可能です。都市間の移動は、指などで上下にこすることで切り替えることができます。
さて、S21HTを使うときに必ず目がいく部分、ステータスアイコン表示部分を見ていくことにします。ここには、S21HTの動作に必要な情報が集中しています。
TouchFLO表示状態、つまり待ち受け画面の状態では、電波状態の表示のほかにバッテリの状態も確認できます。バッテリの状態表示については、待ち受けの状態でしか表示しません。
逆に何らかのソフトウェアが起動した状態では、バッテリの状態表示の代わりに時計が表示されます。もちろんこれらは、どちらも重要な情報であることには違いありません。自分としては、バッテリ状態と時計と両方の表示を望みたいところですが、スペースの問題もあって、恐らく無理なのでしょう。
そして、先月より常に持ち歩いて、ひとつ気がついたことがあります。それは、電波状態の表示の左隣にある、白地に黒の文字のアイコンです。ここで何の通信が有効なのかわかるようになっているのですが、設定が同じでも持ち歩く地域によって表示に違いが出るのです。

こちらが、私が普段使っているときに表示している状態です。アイコンは「3G」と表示されています。取扱説明書では、「3Gネットワーク有効」となっています。

そしてこちらが、こないだ私が金沢駅前のホテルで撮影したものです。アイコンは「H」と表示されています。こちらは「HSDPA通信が有効」となっています。
「3G」と表示されている場合も、メール送受信などデータが流れているときだけ「H」表示になりますし、どちらの状態でも使い方は全く違いません。どうして場所によってアイコンが違うのか、よくわかりません。