2009年01月26日

HTC Touch Diamond S21HT 芋菱 (13)

HTC S21HTを選定するにあたって考慮に入れたのは、Bluetooth経由でパソコンからインターネット接続できる機種であることです。いくらS21HTそのものが素晴らしい出来だったとしても、Bluetoothでパソコンからインターネット接続できなければ意味がありません。

S21HTは、Bluetooth経由でインターネット接続ができることを公式に認めております。さらにEMOBILEの料金体系が、パソコン経由での接続だったとしても定額料金としているため、モバイラーの人たちから多くの支持を得ています。

つまり、パソコンから接続することを考えなければ、他のキャリアで契約しても差し支えないのですが、パソコンから接続する前提なら、EMOBILEとS21HTの組み合わせが考慮に上ってくるわけです。そういう意味では、今回からのエントリーはS21HTのメインの内容ともいえるかと思います。

さてS21HTを使って、Bluetooth経由でパソコンからインターネット接続する場合、公式にはPANというプロファイルを使うことを推奨しています。Bluetoothは、それぞれのプロファイルによって、お目当ての機能を使う仕組みで動かします。この中でPANというのは、S21HTとパソコンで回線の相乗りをして、インターネットへ出ていく仕組みです。

ただし、PANで接続するには、S21HTでインターネット接続共有アプリを起動し、パソコンにはActiveSyncが必須となります。ソフトウェアの力を借りるので、使える環境にも制限がかかります。あまりシンプルな環境とはいえないのです。

また、既にWX310Kとの組み合わせで作成した環境をそのまま使いたいため、今回はあえてDUNというプロファイルで接続します。DUNとは、Bluetooth機器をモデムとして使用するプロファイルです。PANよりも効率が悪いとされますが、仕組みはシンプルです。

ただしS21HTは、Bluetoothモデムへ接続する機能は持っているのですが、S21HT自身がモデムになれる機能は持ち合わせていません。そこで、有志が作成したソフトウェアの力を借りることにします。

使うファイル名は、WM6_BT_DUN.cabです。提供サイトの登録が必要ですが、無料でダウンロードが可能です。WM6_BT_DUN.cabをダウンロードしたら、何らかの形でS21HTへ転送します。さらに、S21HTでWM6_BT_DUN.cabをタップして実行すると、あっという間にセットアップが完了します。

本当は手順を写真に収めようと思ったのですが、あっという間に終わってしまったので、映像としての記録はとれませんでした。それほどまでに手順は一瞬で終了します。

さてこのあとは、パソコンとの接続の設定に入りますが、それは次回にお知らせいたします。
posted by 「なにかな」管理人 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 買い物
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