2009年09月06日

Windows Home Server (7)

前回、Windows Home Serverでハードディスク追加の挙動についてご紹介しましたが、いろいろと補足が必要な気がしたので、話をもう少し続けます。

「Windows Home Server コンソール」で管理する限りは、ドライブレターの概念がありませんが、実はサーバOSの世界を中心に、このような機能は存在しておりました。今回はそれとの比較を行いたいと思います。

WindowsHomeServer_9.jpg

前回、「管理ツール」にある「コンピュータの管理」でハードディスクの状況を確認した画像です。右上のリストをご覧いただくと、種類の項目で「ベーシック」と書かれています。クライアントOSを使う場合には、ほとんどこの部分を問題視することはありませんが、サーバOSを扱う場合には、時々話題になることがあります。

ここで表示されている「ベーシック」となっているのは、ベーシックディスクの意味で、これと対になるのは「ダイナミック」と表示される、ダイナミックディスクというのがあります。ベーシックディスクは、何の変哲もなくて非常に多く使われるディスクの種類ですが、ダイナミックディスクディスクとは何でしょうか。

ダイナミックディスクは、実はベーシックディスクにはない便利な機能が満載です。サーバを運用するために管理が楽になる機能もありますが、今回あえてここでダイナミックディスクの話をしたのは、ディスクの大きさとドライブレターの関係を説明したかったからです。

ごく当たり前の話ですが、今回は1.5TBのハードディスクを使いましたが、20GBと1377.25GBのふたつに分けて、それぞれをCドライブとDドライブにしています。全体が1.5TBですから、このままではCドライブもDドライブも1.5TB以上のドライブを作ることができません。これはハードディスクを増設したとしても同じで、その場合は単にEドライブが出現するだけです。

こういう結果は当たり前の話なのですが、たとえばどうしてもCドライブを1.5TB以上の領域として確保したい場合、それ以上のハードディスクを用意した上でセットアップするしか方法がないことになります。しかしダイナミックディスクを使えば、そういった問題を解決することができます。

つまりダイナミックディスクを使うことで、たとえばハードディスクが2台以上にまたがって同じドライブレターとして扱うようなことができます。つまり、1.5TBのハードディスクを2台用意して、Cドライブを3TBのドライブとして作ることも可能なのです。他にもミラーリングの機能があったりと、OS上の話にはなりますが機能てんこ盛りです。

ここでWindows Home Serverに話を戻しますが、前回ご紹介した「記憶域ハード ドライブ」というのが、このダイナミックディスクのひとつの機能によく似ています。私もこの機能を最初に見たときに、ダイナミックディスクを使うのかと思ったのですが、どうやら違うようです。

ディスクの種類そのものはベーシックディスクのままで、「記憶域ハード ドライブ」に追加しただけで、Windows Home Serverをネットワーク上から見た場合に、共有フォルダの記憶容量が増えたような効果があります。どうやらファイル単位で、既存か新規のどちらのディスクに保存するかを管理しているようです。ですから、USB接続のハードディスクを外して、他のパソコンで中身が見られるそうなのですが、なんとも変な管理をしているものだなぁと感じました。
posted by 「なにかな」管理人 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン
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