2009年09月12日

Windows Home Server (8)

ビジネスシーンでは、外出先から端末を操作して社内のデータにアクセスするようなニーズが、以前から多くありました。しかし多くの場合は、回線スピードの問題や経済性の問題、はたまたセキュアな環境を作るのが大変だったりしたために、これらのニーズを低価格で実現することができるようになったのは、割と最近になってからのような気がします。

そしてそのようなニーズが、家庭向けのシステムでどのぐらいあるのかは、実は未知数ではありますが、とにかくWindows Home Serverでも、外出先からのデータの読み書きができるようになっています。マイクロソフトとしては、家庭にある写真のデータを親戚の人に見せるようなシチュエーションを想定しているみたいですが、個人的にはちょっと共感しかねる感じです。

とはいえ、そういう機能があるわけですし、外出先から読み書きできる巨大なストレージがあること自体は非常に便利ですから、ともかく使えるようにしておこうかなと軽い気持ちで設定することにしました。

WindowsHomeServer_b.jpg

使う設定ツールは、お馴染み「Windows Home Server コンソール」です。設定のリモートアクセスという項目を使います。設定は簡単。Windows Home Serverを外出先からアクセスしたときのホスト名を決めてから、「無効」状態のリモートアクセスを「有効」にするだけです。

Windows Home Serverを外出先からアクセスするには、Internet Explorerなどのブラウザを使います。ブラウザからURLを入力することになりますが、homeserver.comというドメインを使うことになります。たとえば、hogehogeというホスト名を登録したとすると、ブラウザからは「https://hogehogehomeserver.com/」というURLになります。ホスト名とコンピュータ名を揃える必要はありません。ちなみに、この登録には予めWindows Live IDの取得が必要です。

WindowsHomeServer_c.jpg

これが、ブラウザから見たWindows Home Serverです。これはトップ画面ですが、ログオンすると各フォルダがブラウザ上に表示されます。全ての操作はSSLで暗号化された状態で行いますので、通信についてはセキュリティを確保した状態となります。

通常、サーバを稼働させて、それを外から操作できるようにする場合、ルータのポート設定などが必要になりますが、Windows Home Serverでは多くの場合は、その設定は必要ありません。外部へのサーバの公開については、UPnPというプロトコルを使いますので、それに対応したルータならば、あらためてポート設定等の必要がないのです。

たしかにWindows Live Messengerなんかでは、UPnPを使ってファイルのやりとりもできますから、考えてみれば出来て当たり前なのですが、この方式で外部にサーバが公開できたときには、ちょっと感動ものでした。最近では、同じような仕組みを使って外部から読み書きが出来るNASなんかもありますから、今後は似たような商品が増えてくることでしょう。
posted by 「なにかな」管理人 at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン
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