2009年12月26日

SUNTAC RDPC-101 USB AM/FMラジオ (7)

SUNTAC RDPC-101を一通り使用してきましたが、一見パーフェクトに見えるこのラジオにも欠点があります。今回はその部分を中心にご紹介します。

以前にご案内したとおり、RDPC-101は本体そのものからラジオの音を出すわけではなく、パソコンのスピーカから音を出します。パソコンでは「USBオーディオデバイス」として認識しますので、録音・受信ともにここを介して出力することになります。

内部的なことについては取扱説明書に言及がありませんので、ここからは想像の域を超えませんが、恐らく受信したラジオの信号を音声として出力する際に、一度サンプリングしてから音声として出てくるのではないかと思います。つまり、デジタル携帯電話やIP電話のように、音声出力に1〜2秒程度の遅れが発生します。

単純にラジオ番組の録音をする道具としてRDPC-101を使う場合は、あまり気にならない部分となりますが、リアルタイムでラジオとして使用する場合は、たとえば時報のタイミングが合わなかったりなどの影響がありますので、注意して使用する必要があります。

また、これに関連することになりますが、製品の性質上、録音する場合はもちろん、ラジオ番組を聴くだけでも、パソコンが必須となってしまいます。電源の供給そのものをUSB端子に依存していますから、ある意味仕方のないこととなります。

ラジオというのは、機動力を問われることがしばしばあります。最近はネットブックなど、軽いノートパソコンが増えてきていることもありますが、ポータブルラジオに比べると機動力に関して見劣りしてしまいます。これは最終的には、シーンによって棲み分けするしかありません。

最後にとても惜しいのが、AMラジオのバーアンテナです。RDPC-101は全体的に小さく作ってありますので、仕方ない部分ではありますが、感度を稼ぐのが難しいラジオということは、まず間違いなさそうです。もう少し大きなバーアンテナを搭載するか、あるいはAMについても外部アンテナが使えるようになると嬉しいのですが、感想としては「惜しい」ということになります。

さて、7回に分けてRDPC-101を見てきましたが、全体的にはよくできたラジオだと思います。特にラジオ番組の録音に関しては、それを解決する方法としてRDPC-101を使うという選択肢はアリだと思います。それをパソコンが必須とはいえ、数千円で手に入れられるのは、かなりコストパフォーマンスが高いと思います。

特にラジオ番組を、カセットでサポートできないほど長時間の録音をしなければならない場合、RDPC-101の魅力が倍増することでしょう。ぜひそういった長時間録音をするラジオとして使って欲しいと思います。ここまででひとまず、RDPC-101のレビューは一区切りとしたいと思います。
posted by 「なにかな」管理人 at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジオ・無線
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