2009年12月27日

外国人地方参政権

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冒頭の画像は、民主党のマニフェストの一部です。2009年8月30日の総選挙の日の朝にpdfでダウンロードしたものですが、内容が変わっていないものが、本日現在で民主党のホームページからダウンロードできましたので、あらためてご覧になるのもいいかもしれません。

そこで書かれている公約が、政権発足から100日を経過した今となって、既に変わってしまっているものもありますが、あらためて当時のマニフェストを眺めてみるのもいいかもしれません。

マニフェストに書かれているものの実現性が低下している一方で、マニフェストに書かれていないものの実現化が、着々と準備されているものもあります。その中で最近、特にスポットが当たっているのが「外国人地方参政権」かなと思っています。

参政権というのは、政治に参加する権利のことです。選挙で投票する権利の選挙権や、立候補する権利の被選挙権なんかがそうです。地方参政権というのは、たとえば市町村や県の選挙権や被選挙権ということかなと思います。

それで外国人地方参政権の付与というのは、日本の国籍を持っていない人たちに、選挙権とか被選挙権を与えようということなのですが、これが民主党のマニフェストのどこにも載っていないのに、最近の民主党議員の中で動きが報じられています。

たとえば小沢一郎幹事長が、「永住外国人地方参政権は通常国会で」とソウルの国民大学で公演してみたり、白眞勲参院議員が韓国中央会館の公演で、「地域住民として受け入れていかなければ、日本の未来はない」と発言してみたり、外国人に対しての地方参政権付与への雰囲気が高まっています。

外国人地方参政権に賛成の人たちの論理としては、小沢一郎幹事長のサイトに既に言及がありましたので、それが参考になるかと思います。朝鮮半島も含めて日本だった時期には、彼らも日本人だったのだから、現在の在日韓国人にも住民としての地方参政権があってもいいのではないか、という感じかなと思います。

一方、外国人地方参政権に反対の人たちの論理は、あくまで日本人固有の権利という原理原則に集中しているようです。これは憲法にもしっかり書かれていますし、基本的には他国の国籍を持っている人たちはビジターなので、ビジターが他国の内政を干渉すべきでないという考えかなと思います。

この問題は賛否両論あって、それぞれにうなずける意見もあるのかもしれませんが、何となく気になるのが、こういう活動の中に日本の参政権を持つ人たちに対してのメリットなり国益なりが、そんなに聞こえてこないことです。あまり日本の国益を見いだせないものに、わざわざ協力しようとも思わないですし、説得力に欠けるのは、なんか問題があるのかと勘ぐってしまうのです。

外国人地方参政権については、私も思うところがあるわけですが、それよりももっと気になるのは、私の周りも含めてですが、あまりにも投票に行かない人が多すぎることです。ここまで投票に関心がない状態で、外国人地方参政権についてあれこれ文句を言ったところで、何となく空しさのみが残ります。外国人地方参政権に文句をつけるならば、まずはちゃんと選挙に行きましょうよ、と思っています。
posted by 「なにかな」管理人 at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと
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