2010年01月02日

第三級アマチュア無線技士 (1)

「なにかな」では「無線」のカテゴリがあるものの、今までは中華ラジオの話題が中心でした。アマチュア無線機の紹介など単発の話題は、ずいぶん昔に少しだけやりましたが、あまり本格的にアマチュア無線について書いたことはありませんでした。今回はアマチュア無線とは?といった基本的なところから、タイトルにあるように、第三級アマチュア無線技士の取得や申請について、一通りまとめていきたいと思います。

アマチュア無線に限らず、無線というと、現在では本当にいろいろな場面で使用されています。以前から、治安を確保するために警察無線が使用されたり、災害に対応するために消防無線が使用されます。もちろん、テレビやラジオも基本的には無線です。

もっと身近なところで見ていくと、たとえば携帯電話も無線機の一種ですし、無線LANも無線の規則にちゃんと則っています。パソコンのカテゴリで時々紹介するBluetoothなんかもそうです。あまりにも身近にありすぎて気づきにくいですが、特に移動体通信の確保として無線は今後も期待されていくでしょう。

原則として無線は、各人が勝手に使ってはいけないことになっています。通信を確保することはその国にとって重要ですし、無線で使う周波数は有限の資源ですから、勝手に使えないように無線を使うことは禁止なのです。ただ、それぞれの業務に合ったスキルがある人が、それに合った設備を用意して、その国に合ったルールに則った場合に、特別に無線を使うことが許されます。このあたりは、自動車免許とだいたい似たような理屈です。

ちなみに携帯電話のような強い電波を一般の人たちが使えるのは、各携帯電話キャリアや携帯電話メーカーが行政に申請して、一般に使えるようにするためのプロセスを踏んでいるからです。今や携帯電話のような強い電波も、手軽に扱えるようになったという面で、とても便利になりました。

無線は、それぞれの業務に向けて免許されていますが、アマチュア無線の場合は、その名の通り「アマチュア業務」をするために免許されます。アマチュアというのは、プロフェッショナルの対義語としてのアマチュアという意味になりますが、決して扱いや責任が軽いというわけではなく、テレビやラジオなどの他の無線と同等の水準を要求されます。

「アマチュア業務とは」という定義については、色々なところに色々な定義がありますが、たとえば日本の電波法施行規則には、「金銭上の利益のためでなく、もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務をいう。」とされています。わかりにくいですが、個人的に無線の実験を色々な周波数を使って行う場合、ほぼ唯一の手段と思っていいと思います。そういう意味では、他の無線の免許に比べて、大盤振る舞いの贅沢な使い方ができると思っていいと思います。

さて、本当に概要の入り口を説明しただけで、ここまでのボリュームになりましたが、次回はもう少し深い部分を説明していきたいと思います。
posted by 「なにかな」管理人 at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジオ・無線
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