2010年04月25日
アルインコ DJ-G7 (5)
写真は、アルインコ DJ-G7の上部です。左右に大きなツマミがふたつ、左奥にはアンテナコネクターが確認できます。DJ-G7は、ふたつの周波数を同時に受信できるようになっています。そのため、ふたつのツマミを独立して使用することができます。
ツマミの左側はメインダイヤル、右側はサブダイヤルです。それぞれダイヤルが二重になっていて、上部が周波数やメモリチャンネル変更、下部が音量の変更をするためのダイヤルです。スケルチの変更はあまり頻繁には行わないので、ダイヤルを下へ1回押してから上部のダイヤルを回して変更します。少ないダイヤルに多くの役割を割り当てるのは、様々な機器で見かけますが、この割り当て方は素晴らしいです。
ダイヤルの左端には、それぞれLEDが確認できます。メインとサブで設定した周波数で受信したときに、このLEDが緑色に点灯します。LEDがメインとサブで独立しているため、それぞれどちらの周波数で受信しているのかが、直感的によくわかります。
左奥にあるアンテナコネクタは、今やハンディ無線機では主流になっているSMA型コネクタです。テレビのアンテナ端子に使用するF型コネクタを小さくしたような形状で、高い周波数に対応できる形状らしいです。小さいコネクタなので、何となくアンテナを毎度付け替えているうちに壊してしまわないように、気をつけています。
奥にある十字型のネジを外すと、イヤホン/マイク端子が現れます。専用の端子のため、接続できるスピーカーマイクが限られますが、その構造は公開されています。
続いて、DJ-G7の背面を確認します。
バッテリを搭載した状態で撮影しましたが、基本的には何もありません。バッテリの下部には金属が露出していて、充電スタンド経由での充電に対応しています。上のほうには小さなネジ穴が見えますが、付属しているベルトクリップを取り付けるためのものです。
以上がDJ-G7の外観となります。最後に、私が持っているハンディ無線機を並べて、大きさを確認してみます。
左から、STANDARD(日本マランツ) C460、STANDARD(バーテックススタンダード) VX-7、アルインコ DJ-G7となります。背が一番高いのはC460ですが、容積の半分ぐらいは電池ケースで占められています。VX-7は意外とコンパクトで、奥行きが割と小さいです。DJ-G7はバッテリが大きいことも影響しますが、持ち歩くには一番大きく感じます。そういう意味では、DJ-G7は多機能を楽しむハンディ無線機で、持ち歩きを重視するには、あまり向いていないのかもしれません。
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