2010年05月04日

アルインコ DJ-G7 (8)

前回、アルインコ DJ-G7の受信を行いましたので、今回は送信を行います。無線機ですから送信も可能なわけですが、これもDJ-G7特有というべきか、ちょっとした癖が存在します。

どんな無線機でも大体そうですが、「PTT」キーを押している間だけ送信をします。特に設定をしない限りは、受信している周波数と同じ周波数で送信します。例外で最も有名なものとしてレピーターを使う場合ですが、この場合は送信する周波数と受信する周波数が違います。

それで、液晶パネルに表示している周波数を基本的には送信するわけですが、DJ-G7の場合、前回触れたとおりに2波同時で受信する機能を持っています。その場合はどちらの周波数を送信しているかですが、メインバンドに表示している周波数が送信周波数となります。

以前に購入したバーテックススタンダードのVX-7ですと、メイン・サブのどちらでも送信できます。操作するバンドを選んで、それがアマチュア無線で使える周波数なら送信できるのですが、残念ながらDJ-G7はそのようには作られていません。

そうなると困るのが、サブバンドで聞こえている無線局に応答したい場合です。いちいちメインバンドで周波数を入力するのは、手間がかかっていけません。DJ-G7では、メインバンドとサブバンドの周波数を入れ替える機能があります。入れ替えるには「FUNC」キーを押してから「SUB」キーを押します。

この周波数を入れ替える機能ですが、もともとサブ側で設定されている周波数が、メイン側でも設定可能でなければ、入れ替えることはできません。メインバンド側では、AMラジオやFMラジオの周波数を設定できませんから、その状態で周波数入れ替えの機能は使えません。できればVX-7のように、どちらでも送信できるほうが有り難く感じますが、逆にDJ-G7のほうが、送信している周波数が明示的でもありますので、どちらが良いかは好みによるかと思います。

さて、DJ-G7で送信可能な出力ですが、周波数帯によって若干異なります。とりあえず一覧にしてまとめてみたいと思います。

144/430MHz帯:5W/2W/1W/0.3W
1200MHz帯:1W/0.3W

これは、13.8VをDJ-G7へ入れた場合の数値なので、バッテリEBP-73を使った場合は、430MHz帯の最大出力が4.5Wぐらいになるそうです。さらに単三電池4本を使った場合は、144MHz帯が2W、430MHz帯が1.5W、1200MHz帯が0.5Wまで出力が落ちるそうです。

1200MHz帯の出力が小さいのは、設計上の問題もあるのでしょうが、もともと移動時の1200MHz帯は1Wまでと規則で決まっているので、屋外で使用するのがメインのハンディ無線機では、ちょうど良いのかもしれません。
posted by 「なにかな」管理人 at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジオ・無線
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