発売に先駆けて、発売記念限定パッケージを発売しました。セットアップできるパソコンを1台に限定する代わりに、販売価格が引き下げられるもので、Macに囲まれている人以外には朗報のパッケージです。Word,Excel,PowerPointが入った家庭/学生向けが13,000円、これにOutlookが入った一般向けが21,000円です。
私が購入したMac mini(MA205J/A)からMacintoshoのインテルCPU化が進んできていますが、今回のOfficeからインテルのCPUにしか対応しなくなります。OSのバージョンは10.5.8以降、メモリは1GB以上が必要です。以前にメモリを追加しておいたことが、今回生きてきました。
Office for Mac 2011から新たに追加された機能としては、最も目立つものはリボンインターフェースでしょうか。Windows版のものにMacintosh版もイメージを合わせることになりますが、残念ながら両者は少しずつ違います。

こちらがMacintosh版です。プルダウンメニューも併用できるのが特徴です。

こちらがWindows版です。似て非なるものですね。プルダウンメニューもありません。
また、Office for Mac 2011から、VBAが復活したそうです。私の場合、自力でVBAを作ることはありませんが、送られてきたファイルにVBAが仕込まれていることがあって、それをどうしても使わないといけない場合なんかには、とても便利になりました。
以前のバージョンであるOffice 2008からは、xlsxファイルなどの「Office Open XML」に対応させていますが、2011には10種類のHG書体を同梱しているので、画面上や印刷上の見栄えがWindows版と大きく変わることは減ってくると思います。
従来は、どちらかというと趣味の世界やデザインなど特定の業種に人気があるMacintoshですが、Office for Macの充実は、一般ビジネス向けとしてMacintoshを使っていくことに拍車がかかってくるかもしれません。