
写真は、ICOM IC-9100Mを正面から見た場合となります。ひときわ目立つのは、大画面の液晶ディスプレイですが、このスタイルがアイコム基本のレイアウトとして定着しているようです。
いろいろ調べていると、大画面ディスプレイのスタイルが始まったのは、1988年発売のIC-780辺りからのようです。当時は、液晶ディスプレイではなくブラウン管搭載だったようで、しかも画面下にファンクションキーを配置したスタイルは、コンピューター画面のように見えて仕方ありませんでした。
固定型の無線機というと、正面に大きなメインダイヤルがあって、周波数表示は上のほうに横に細長くというスタイルを連想しますし、そういうスタイルがまだ一般的ではありますが、ディスプレイ上にできるだけ多くの情報を集めようと思うと、大画面化は避けられませんから、こういうスタイルはアリだと思っています。
メインダイヤルは見てもわかるとおり、正面の右側に配置されています。右手でぐるぐるダイヤルを回し、左側にあるマイクや電鍵を操作するというスタイルが想像できます。左利きの人には使いにくいのかもしれませんが、こういう潔さもアイコムの特徴かもしれません。
正面にあるツマミ類は、よく使うものがうまく配置されていると思います。2波同時受信をしますが、両方の音量とスケルチツマミが左側に配置されていますし、受信周波数や送信周波数をずらしてみたり、混信を避けるための機能ような、ちょっと高度なことをする場合は、右側にあるツマミを使います。
価格の安い固定機などにありがちなのが、パワー調整のツマミやエレキーのスピード変更のツマミなどがなかったりするケースですが、IC-9100Mは小さいながらも正面にツマミとして配置されているのが嬉しいです。
本体内蔵のスピーカーは、筐体の上部にあります。写真にも上部にスリットがつけられているのが見えますが、そこにスピーカーがあります。スピーカーの配置場所はとても悩むところで、上部に配置するのは賛否ありますが、了解度が落ちる場合は、やはり外付けのスピーカーを検討すべきかと思います。

本体右側のメインダイヤルから上辺りに、テンキーが配置されています。いまやテンキーは当たり前の機能ともいえますが、私の場合は周波数直入力で使うことはほとんどありません。このテンキーはバンド変更スイッチも兼ねていますので、私の場合はバンド変更のボタンとして使用して、あとはメインダイヤルをくるくる回して相手局を探すような感じで使用しています。
ボタンの材質はプラスチックで、クリック感も適度に調整されていると思います。ゴムボタンのようなグニャグニャ感はありませんので、設定を変える場合に気持ちよくボタンを押すことができます。
同じくIC-9100を使用しています。
そこで、1.2GHzのオプションを追加し変更申請を行おうとしているのですが、オプションの送信機系統図が行方不明になり、ネットで探したところこのページを見させていただきました。
よろしければ、お作りになられた送信機系統図のデータファイルをいただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
送信機系統図ですが、投稿時にお書きいただきましたメールアドレスへ送信いたしましたので、ご確認をよろしくお願いします。