2006年04月29日

カセットデッキ

gx-z9100ev.jpg

写真は、A&DのGX-Z9100EVというカセットデッキで、自宅ではいまだに現役で働いております。何をしているかというと、仕事で使っている営業車が、カセットデッキのついている車なので、それで音楽を聴くために録音するのに使っています。既にカセットテープの種類も非常に少なくなっている中で、何を今さらという感じでもありますけどね。

世の中の流れとして音楽を聴く手段が、カセットテープからMDへ移り、今はiPodなどのようにファイルとして音楽を聴くようになってきました。街を歩いていてもMDで音楽を聴いている人はまだいらっしゃると思いますが、iPodが非常に増えましたよね。カセットテープを使っている人なんか、既に絶滅したような雰囲気すらあります。

なぜ今はiPodなのかといえば、それは便利だったり音が良かったりするわけですが、何だかんだ言ってデジタル化の波を非常に受けているのでしょうね。音楽を探すのにテープを送ったり巻き戻したりしなければならず、非常に不便であるカセットテープは、もう消える運命なのかもしれません。80年代や90年代をカセットテープを使って、どんな風にしたら良い音で録音できるかを研究したのが懐かしいです。

カセットテープだからといって、音が非常に悪いのかといえば、必ずしもそうも言えないことがあります。もちろん、「シャー」という音が残るヒスノイズもありますし、決められた規格の中での録音・再生ですから、必ずしも音楽用に特化していないカセットテープが良い音を確保するには、限界もあります。ただ、テープの飽和する直前の状態で録音したりすることで、かなり体感的には音が良いように聞こえるようになります。

でもザックリとしたイメージでいくと、録音するカセットデッキやカセットテープにかける金額が多くなればなるほど、良い音が確保できる幅が広がっている印象があります。既に、音楽を意識したカセットテープが無くなっている現状ですから、カセットデッキだけ揃えてもなかなか難しい面もありますが、録音するカセットテープの特性を調整できるカセットデッキを使うと、かなり良い音で録音できます。写真のGX-Z9100EVは、定価で\99,800-もします。一度修理でヘッドを交換しましたが、修理金額で普通のカセットデッキが買えるような金額で、泣けてきました(汗)。こんなデッキで録音したカセットテープが、たとえ10本パックで売っているようなものでも、そして変なスピーカだったとしても、それなりに良い音が確保できてしまう、このカセットデッキの力は凄いなぁと、今さら感心するわけです。

GX-Z9100EVを実際に製造していた赤井電機も2000年に倒産していますから、このカセットデッキが壊れたとしても修理することが出来ず、捨てることになるかと思いますが、これだけの技術が今や使われない運命というのが、何となく惜しいと感じるのは、私だけでしょうか。
posted by 「なにかな」管理人 at 18:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽・映画
この記事へのコメント
こんにちは はじめまして

私も最近Z9100EVを入手しました
ひょんな事から、ですがwww
いつ使うの?というクエスチョンはあるものの、
A&D最後の高級デッキが手元にあるのは、
ちょっと感慨深いものがあります
どこまで使いこなせるかはわかりませんが、
まぁボチボチとwww
その前にRecCalの使い方から・・・(汗)

 
Posted by Leica at 2006年10月26日 09:21
http://www.kaden-dock.co.jp/
を御覧になってください。
大切にされているカセットデッキの修理法が見えてきますよ。
Posted by カセットテープ at 2006年12月28日 01:20
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