2006年05月30日

Microsoft Office 2007 (3)

目に見えて分かりやすい変化として、Excel 2007は、表のサイズが非常に広くなりました。従来のExcelは、65536行・256列までの表が作れますが、Excel 2007は、1048576行・16384列までの表が作れるようになります。列はともかく行については、時々「足りない」なんてお話を聞くこともありますが、これで広大な表を作ることも可能になりました。ただし、大きな表を作るにはそれなりのディスク容量とメモリ容量が必要ですし、ファイルを開く際にもマシンパワーを多く使いますので、それに見合った環境を揃えていただくことをお薦めします。

excel4.jpg

Excel 2007は従来のExcelに比べて、たくさんのグラフや表組みのテンプレートが用意されています。Excelを使ったグラフを用意すると、どの資料も同じように見えてしまうことが多く、グラフだけは他のソフトを使って描く人も少なくなかったと思いますが、そういう部分は、割とマシになったようです。

腰を据えてグラフを描く場合も、テンプレートの多さに助けられますが、普通に表を作ったセルにグラフを重ねるということが、今回から簡単にできるようになります。つまり、数字とグラフ(イメージ)の両方で、表を見ることが出来ます。

今回用意した表は、愛知県が出しております、人口動態調査の結果のExcelファイルです。インターネットで公開しているものを用意してみました。

excel5.jpg

そしてこの表の人口の部分だけに、グラフを重ねてみることにしました。赤い部分がグラフになります。

excel6.jpg

ほとんど数としては変わらないので、あまりグラフの意味がありませんね(汗)。まぁこういうことが出来ますよ、っていう話だけのことですが。今までは、表とグラフを別々に見るしかありませんでしたからね。表現力が向上することでしょう。

Excel 2007がすごいのは、こういうグラフを重ねたりして、どういう風に加工するか考える際に、決定する前にいろいろ試せるというところにあります。他の作業でも同じですが、たとえばレイアウトを考える際に、通常ならテンプレートを選んで「OK」ボタンを押し、それが気に入らなければ「元に戻す」で戻して選択をやり直すという作業を繰り返していたと思います。Excel 2007の作業としては、テンプレートを画面上に表示させたら、マウスオーバーするだけで、表示がその状態に変わります。いちいち「OK」ボタンを押さなくても、マウスカーソルをテンプレートに重ねさえすれば、どんな表示になるかがわかるので、進んだり戻ったりの作業が不要になります。

マイクロソフト的には、「レイアウトを考えるのは本来の仕事ではない」というコンセプトで設計したそうなので、こういうようなオペレーションになったようです。
posted by 「なにかな」管理人 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン
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