私が持っている携帯電話は、最初の契約からずっとDoCoMoを使用しています。当時は岐阜県内で仕事をしていたこともあって、田舎のほうまで電話が一番通じるキャリアがDoCoMoだったことが決め手でした。私が契約した10年ぐらい前は、それこそエリア拡大合戦でしたから、各社こぞってエリアの広さを競った時代でした。DoCoMoの他のキャリアとしては、東海地区ではIDO、Tu-Ka、デジタルホンがありました。
4年ほど前に名古屋近辺の仕事範囲になり、あまり田舎に行くことがなくなった私は、3年前にPDCからFOMAのF2102Vに替えました。FOMAは2001年10月に初登場した第3世代の携帯電話で、登場したときには「エリアが狭い」「電池がすぐ切れる」「筐体が重い」など不満バリバリでしたが、私が変えた2003年というのは、ようやくFOMAが契約数を伸ばしてきた時期になります。エリアの狭さを解消するために、PDCとFOMAの両方がひとつの携帯電話で使えるN2701がヒットしたりして、少しずつFOMAが契約数を伸ばすようになりました。私が購入したときは、契約数がようやく上向きになった月になります。
その次のシリーズからFOMAは、これまでの4桁型番から3桁型番へ変更となり、ハイエンド機が900シリーズ、ベーシック機が700シリーズとなりました。「おサイフケータイ」や「プッシュトーク」などのサービスが矢継ぎ早に出されましたが、機能が多くなればなるほど重くなったりして、機種変更をしないまま3年が過ぎてしまいました。
F2102Vが良かった部分というのを挙げていくと、まずは重さ。115gというのは、当時のFOMAとしては軽いほうでした。もっと軽い携帯電話にN2102Vというのがありましたが、そっちはメモリカードが挿せなくて、写真が外へ出せなくなったりしてたので、選択しませんでした。あとは、パソコンとの親和性。Outlookとのデータ共有を売りにしていましたが、私はあまり使いませんでした。むしろ、卓上ホルダにUSB端子がついていたので、クレードルのような使い方ができるのが、凄く気に入っていました。卓上ホルダに携帯電話を置きながら、データの整理やネットへの接続が出来たりするわけで、その部分についての使い勝手がかなり抜きに出ていました。そういえば、この当時に発売していたFOMAで、モバイルカードを使わずにインターネットに接続できるのは、富士通FOMAだけでした。
そんな携帯電話生活を続けてきましたが、そろそろポイントを使わないと失効するものが出てきそうですし、3年間同じ携帯電話を持ち続けるのは、自分としては非常に長持ちさせているわけで、そろそろ替え時かなぁと思いつつ1年以上経過したところで、ようやく決断が出来ました。
写真は、6月16日に発売したF902iSです。また富士通の携帯電話ですが、このF902iSの使い勝手をレポートしていこうと思っています。
2006年06月19日
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