そして駐車場の主が変わるので、当然のごとく駐車場代支払いの振込先も変わるため、その手続きを銀行でしてきたわけですが、そこで目をつけられたのか、普通の窓口ではなく、なんか相談窓口みたいなところへ案内されました。変な投資話だったらどうしようと思ったのですが、さにあらず。「クレジットカード作りませんか」みたいな勧誘でした。
ここ最近、クレジットカードを作らないようにするには、本当に大変な時代になりました。何かのメンバーズカードに、クレジット機能がついているものが本当に多くて、そんなにクレジットカードを管理できないと思っていました。それでも自分は、頑張って2枚で運用していました。
ひとつは、社会人になってすぐに作ったNICOSカード。もうひとつは電気屋さんを使うのに激しく不便になるためエイデンのeeカードの2枚です。それぞれ、いろいろな目的があってカードの年会費が発生しているのですが、それでも機能等を考えるとどちらも削れないことから、最終的には2枚のままで管理しています。
今回勧誘されたのは、銀行系ということで三菱東京UFJ-VISAカード。特に何かを考えたわけでもありませんが、年会費もありませんし、NICOSの代わりになるかもという安易な判断で、カードを作ることになりました。三菱東京UFJ-VISAカードも事務受託会社は、三菱UFJニコスでしたから、NICOSカードと大差なければいいかなと思っていましたが、実際にはかなりの違いが発見できました。
目に見える部分では、両者の年会費でしょう。比べてみました。
NICOS一般カード | 1,312円(税込) |
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三菱東京UFJ-VISAカード | 無料 |
年会費がかからないのは非常に有り難いです。でも違いは、こればかりではありません。保険に関する部分については、大きく違います。
NICOS一般カード | 海外旅行傷害保険サービス:最大2,000万円 ショッピングパートナー保険サービス:年間100万円まで NICOSネットセーフティサービス |
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三菱東京UFJ-VISAカード | 海外旅行保険:最大500万円(旅行費用をカード決済した場合のみ) ショッピングセイバー:年間100万円まで |
海外旅行をするかたなら、旅行費用を三菱東京UFJ-VISAカードで支払わないと、海外旅行保険が適用されないのは、ちょっと困ったものかもしれませんが、自分は海外旅行をほとんどしていませんので、あまり関係ありません。
むしろ自分的には、ネット決済の保険がNICOSカードにあるのは、とても有り難いです。三菱東京UFJ-VISAカードには、ショッピングセイバーの機能がありますが、ネット決済の明示がありません。NICOSのネット決済についての保険がどれほどかは不明ですが、何となく安心感があります。
そしてさらに気になるのが、ご利用限度額。NICOSカードもeeカードも、それほど限度額が多いわけではありませんが、三菱東京UFJ-VISAカードは、カードの機能上限いっぱいの限度額が設定されていました。どんな審査をするか興味があったのですが、同じ会社でこの大きな違いは、かえって心配になっちゃいました(汗)。まぁ上限いっぱいにしてもらったところで、それほど大盤振る舞い出来るわけではありませんが(汗)。
三菱東京UFJ-VISAカードで使った分を、三菱東京UFJ銀行から引き落とす場合、オールワン普通預金の口座なら、口座維持費315円とATM時間外手数料が無料になりますが、自分の場合は、NICOSカードの引き落としで既に実現していますから、あえて三菱東京UFJ-VISAカード独自のサービスというわけではありません。
というわけで、年会費がかからないとはいえ、このカードの処遇をどうすべきか、頭を悩ませているところです。
私なら、三菱東京UFJ-VISAを破棄します。
既存カードの役割を明確に決めて運用しているから、
という理由も大きいのでしょうが、
要は作るつもりの無かったカードを作っちゃったけど、
NICOSと被るしどっちか一枚整理しようと考えたけど、
新カードのメリットは年会費が無料なことぐらいしか感じない、
むしろ、利用年度が長い分信用も違う訳だし、
保証や保険の類も考えたら、年会費払ってもNICOSの方が至れり尽せりだろーな、
って具合だと、文面からは察しが付くのですが(笑)。
ということで、上記が私の場合の結論ですかね。
そういう文章になってしまったのだから、仕方がないですね。
見た目、三菱東京UFJ-VISAカードが悪く見えるかもしれませんが、
このカードそのものには罪はありません。
NICOSのサポートの厚さを再確認できただけでも、
カードを作った意味があったと思います。