2007年12月30日

さくらインターネット

既にお気づきのかたも多いと思いますが、このブログも含めたnanikana.jpサイト全体が、さくらインターネットというデータセンターの上に乗っかっています。早いもので、私がさくらインターネットと契約して、もうすぐ10年が経過しようとしています。

私が契約したときは、さくらインターネットは法人化される前で、サーバも京都にありました。その当時は、弱小データセンターのようなイメージしかありませんでしたし、実際しばしばサーバが止まったという話も聞きました。とても上場企業になると予想していませんでした。

そんな中、今年11月にさくらインターネットユーザに衝撃が走りました。会社が債務超過状態であると発表されたからです。債務超過とは、難しい説明をするとこんな風になるのですが、ざっくり一言で表現すれば、会社にあるもの全て売ったとしても借金を返しきれないということ。厳しくいえば、その会社の存在意義が消滅すること、という感じです。

当然、倒産という文字が頭をよぎるわけですし、そうなるとサーバの中身が二度と取り出せなくなる可能性もあることから、さっさと他のサーバへ移住した人もいらっしゃるようです。リスク回避という意味では、それはそれで間違いではありません。そこまでしなくても、データのバックアップをとった人は多かったのではないかと思います。そう、私もそのひとりです(汗)。

その状況を重く受け止めたさくらインターネットは、社長の交代一部サービスの譲渡双日株式会社との資本提携で、債務超過から脱出するとのこと。ひとまず倒産は回避できそうです。nanikana.jpもひとまず安泰となりました。

債務超過の原因としてあがっているのが、オンラインゲームへ進出したことの失敗。でも、この進出を発表した時点では、順調にユーザを集められると予想され、それに伴ってさくらインターネットの株価も上がったようなので、プロジェクトがどう転ぶか予測するのは難しいですね。

でも、会社というのは、常に利益が出るものを探さなければいけないと思いますし、データセンターに特化したさくらインターネットが、多角化を模索した気持ちもわからないわけではありません。多角化を怠ると、いずれ倒産してしまうこともあるでしょうから、いろんな手を用意しようとするのは、自然なことです。ただ、今回はそれが失敗しただけ。でも、それではすまないほど傷が広がったために、責任をとったという結果であると思っています。

オンラインゲームが当たるかどうかは、実際にやってみないとわからないわけですし、サービスを開始した当時は、投資家も含めて期待していたわけですから、私がその時点でコメントするとしたら「中止せよ」とは言えなかったと思います。これを推進した社長は、責任をとるべきだと思いますが、全力で責め立てる気にはなれません。

私はさくらインターネットには、いろいろ挑戦する会社でいて欲しいですし、それだけの旺盛さを無くして欲しくないと思っています。会社を倒産させない程度に、いろいろ挑戦して欲しいと応援したい気持ちです。
posted by 「なにかな」管理人 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと
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