昨日書きました携帯電話のメールの件、全角5,000文字の文章を書くのは、かなり大変かと思いますが、同じ容量を添付ファイルで使うと、割とすぐに使い切ってしまいます。F902iSを含む多くのFOMA端末はカメラが内蔵されていますが、そのカメラを使って撮影した写真などを添付ファイルとして送信することが出来ます。
写真を送る場合は本文で使うべきの容量を使いますので、写真を添付したらその分だけ書ける文章が減ります。つまりパケットを使って、写真付きのメールも送信しています。だから、やたら意味のない写真を送りまくると、パケットを使いまくることにもなりますし、FOMAの場合は受信する側もパケットを使いますので、写真ばかりのメールだと大変なことになります。まぁ程々にしましょうという話なわけです。
補足ですが、全角5,000文字を超えるファイル容量を送った場合は、URLが書かれた部分を選択することで閲覧するような感じになりますが、パケットを使うという意味においては、変わらないようです。
また、FOMA端末は動画も送ることが出来ます。「iモーションメール」といいますが、最大で500KBの動画ファイルを送ることが出来ます。手順は、写真を添付する場合と同じですが、送られかたがちょっと特殊で、メールの本文と動画が別々に送られます。メール本文はパケットで送られて、動画に関してはそれが格納されているURLが示されているだけです。そのURLを選んで動画を再生するわけですが、動画そのものは、64kbpsのデジタル接続で送信されています。もしパケットを使って動画を送っていたら、それこそパケット代が大変なことになったことでしょう。
さらに、900iシリーズのFOMA端末から、「デコメール」なるものが送れるようになりました。これは、メールの本文に画像を挿入できたり、文字の色を変えたり大きさを変えたり、さらに背景色を変えたりしてメールを送ることが出来ます。デコメールを使うと、メールが非常にカラフルになり、表現力が増えますから、メールの送受信がとても楽しくなります。
FOMA端末の場合は、900iシリーズから使えますから、私のように4桁型番のFOMAを使ってたりすると、ちょっと支障が出てしまいます。一部でデコメール非対応の端末もあります。movaの場合は、平文で書かれたメール本文の他に、デコメールで書かれた本文を参照するURLが書かれていて、そこを選ぶとカラフルなメールを見ることが出来ます。
このデコメール、正体はhtmlメールです。パソコン宛にデコメールを送ると、htmlメールとして送られて、対応したメールソフトを使えば、カラフルなメールを見ることが出来ます。ただ、世の中にはhtmlメールが使えないメールソフトを使っている人も多いですから、デコメールを送る場合には、相手に充分確認したほうがよいかと思います。
2006年06月28日
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