内側のカメラでも撮影は出来ますが、あまりそういう目的では使わないかなぁと思うので、外側のカメラを中心に紹介しますが、静止画つまり写真については、96x72から1536x2048までの決められたサイズで保存が出来ます。記録フォーマットは、写真ではお馴染みのJPEG形式。F902iS本体に保存する前提では、96x72のサイズなら790枚の写真が保存できますが、1536x2048のファインモードなら8枚しか保存できません。
このカメラには、デジタルズームが搭載されています。画像サイズによってズームの倍率が変わりますが、静止画の場合は２倍から25.6倍までの倍率が選べます。あと、カメラとして素晴らしいなぁと思うのは、オートフォーカス機能がついていること。シャッターボタンの半押しが出来て、半押しすると画像の中心にピントを合わせたりして、何となく普通のデジカメっぽい動きをします。
その他の機能として、連続撮影したり、連続パノラマ撮影が出来たり、手ぶれ補正がついていたり、メール添付用にファイルサイズの制限が出来たり、いろんな機能が満載です。画素数の割にレンズが小さいのに、とてもてんこ盛りの機能がついていて、とてもオマケ機能には見えないっていう感じです。ひとつ残念なのは、暗所用の補助的なライトがついていないこと。まぁ補助的なライトがあったところで、なにに役立てるかという気持ちもありますが、これだけ多機能なのにその部分が落ちているのは、それはそれで残念ではあります。
さて、F902iSのカメラで撮影すると、どんな写真になるのでしょうか。「なにかな」のマスコットであるジャッキー君を被写体に写真を撮ってみました。
題して「エサを待つジャッキー君」。鼻を網戸にくっつけて、ひたすらエサが出てくるのを待っています。F902iSのデフォルト設定である240x320のサイズで保存したものです。
