我が家のジャッキー君、9歳ですから人間で言えば実年なのですが、少し前から肝臓と腎臓が悪くて入院してたりしていました。毎年毎年、温かくなると皮膚が荒れたりして、それが心配の種で、毎年のように医者にかかっていたわけですが、今年はちょっと様子が違いました。
肝臓のほうは以前から「ちょっと数値が悪いから」と言われていて、まぁそれでも食欲は非常に旺盛で、心配などするような状況ではなかったのですが、もう9歳にもなるし、そろそろ腰を据えて抜本的に解決しないとまずいかなぁ、と思った矢先の話です。その時点では腎臓は悪くなかったので、傍目から見ると薬の影響が強すぎたのかもしれないという気持ちが、どうしてもぬぐいきれません。
以前から友人には笑い話として話していたのですが、ちょっと放し飼いにすると、チューリップの花とか球根とかを食べちゃったり、食料を見つけたらあっただけ食べちゃうぐらいの執着心があって、食べ過ぎるのが楽しみでした。ですが、ここ1ヶ月ぐらいの間に、急になにも口にすることが無くなって、家族でオロオロしながら、あれこれ食べられるものを探したりしましたが、目に見えておかしい状況ってのが続いていました。
3週間近く前に、エサを待つジャッキー君をF902iSで撮影した写真をここで紹介しましたが、この時点では一度入院・退院した後で、食に対する気持ちはあるのに、いざ食べる時点では、食が一気に細くなった時期で、1週間に1〜2キロ痩せちゃったりとか、そんな時期です。毛がフサフサなのでわかりにくいですが、持ち上げると明らかに軽くなってて、やつれていくのがわかりました。
そんなジャッキー君、昨日あたりからさらに・状が悪化してて危篤状態になり、今日の昼の時点では、今日中の延命も保証できない状態になっていました。近くに妹の勤務先があるので、妹は仕事が終わって駆けつけたのですが、ジャッキー君はそれを待っていたかのように、妹の目の前でこの世を去っていきました。
16時ぐらいまで持たないかもしれないと言われていたのに、飼い主が来るまで頑張って頑張って、本当に偉いなぁと褒めてあげたいです。でもこの日、私は会社の展示会の前日で準備をしつつ、セットアップするパソコンが届くのを待って待って、でも来なくってイライラしてて、頑張って家に戻ってきたのに出棺に間に合わなくて、凄く残念で残念で仕方ないです。出棺の時に家族で、1ヶ月あまりの間、食べたいのに調子が悪くて食べられなかったから、向こうの世界でおなかいっぱい食べて欲しいと思って、棺桶の中に食べ物をしこたま持たせて送り出したそうです。
そんなわけで、いまはデジカメの写多と「なにかな」のトップページ&faviconでしか勇姿を見ることが出来なくなりました。今はひたすら、ジャッキー君の冥福を祈るばかりです。
2006年07月06日
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亡くなったとき・・・なんか弟がいなくなった感じでした。
まぁ、兄弟のいない身だったので余計にそう感じたのかもしれませんが。
優しい飼い主の元で暮らした、ジャッキー君は幸せだったと思いますよ。
合掌