基本的にF902iSのEdyの機能としては、金銭情報を出し入れしているだけです。小銭を持ち歩かなくてもすむ程度のメリットしか見いだせません。現状としては、どの店でもEdyが使えるっていう状態ではありませんから、財布としてのメリットも割と限定的です。
同じEdyの機能を持っているANAカードについては、Edyの機能を使ってもマイルが貯まるし、貯まったマイルをEdyに移行することが出来ます。「どうせEdyが使えるところなら使っていこう」という気持ちにさせてくれます。ただしこの機能は、携帯電話では使うことが出来ません。
サークルKサンクスが出しているKARUWAZA CLUB CARDは、マイルは貯まりませんがポイントが貯まるようになってて、ポイントに応じて商品と交換できるシステムになっています。これについては携帯電話でも使用できますが、まずはKARUWAZA CLUB CARDを300円で購入しないといけない部分は変わりません。KARUWAZA CLUB CARDの子カードとして、F902iSを使う方法になります。
そうなると、F902iSに最初から入っているEdyの機能は、あまりお得感がないんですよね。冒頭に書いた「金銭情報を出し入れ」ってところだけが目立ちます。でも小銭入れが軽くなるかもしれませんが、1円玉の出番が皆無になってしまうために、1円玉が減らなくなっちゃうんですよね。Edyの功罪って言うか、まぁそんな感じです。
あと、携帯電話にEdyの機能を追加する時に心配になるのが、携帯電話を紛失した場合の話。F902iSは2つの問題解決が出来ます。まずは、ICカードそのものを予めロックすることが出来ます。使うときだけロックを解除して、使い終わったらロックをかければいいのです。この場合に素早く解除・ロックをすることが出来るのは、やっぱり指紋認証だからこそというわけです。
もうひとつは、おまかせロックサービスを使うこと。902iSシリーズからサービスを受けることが出来ます。携帯電話を紛失した場合、DoCoMoに連絡するだけでICカードを含むほどんどの機能をロックすることが出来ます。携帯電話の電波が届かない場所では役に立ちませんが、紛失してすぐに対応する場合は、非常に有効な機能になるかと思います。
このおまかせロックサービス、F902iSの購入と同時にスタートします。2007年2月までに紛失してこの機能を発動させる場合は無料で、それ以降は525円(My DoCoMoからは315円)必要となります。
2006年07月10日
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詳細については、以下をご覧ください。
http://www.ana.co.jp/amc/reference/edy/keitaidemile/