2009年06月27日

SANGEAN ATS-909W (7)

ATS-909W_i.jpg

写真は、SANGEAN ATS-909Wを使ってNHK名古屋第一を受信している時の、液晶パネルの状態です。ATS-909Wのメモリに729kHzを登録してみたので、下のほうにコールサインの「JOCK」が表示されているのが見えます。

多くの短波ラジオでは、周波数を登録できる機種は多く存在しますが、文字も含めて登録できる短波ラジオは、それほど多いわけではありません。文字を含めて登録できる短波ラジオの最有力候補は、SONY ICF-SW07かなと思いますが、中華ラジオではDEGEN DE1121も登録が可能です。

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2009年06月21日

SANGEAN ATS-909W (6)

さて、SANGEAN ATS-909Wの外観を一通り観察したところで、実際に使ってみることにします。動作させるために電池を入れますが、今回は単三形のニッケル水素電池を用意しました。頻繁に使用する場合、ACアダプタから電源をとる方法もありますが、ノイズの原因になる可能性もありますから、繰り返し使える充電池が経済的です。

電池を入れると、すぐに液晶パネルに時計が表示されます。この時計が割と優れもので、自分が使用している最も近い都市を登録してから、次に時計を合わせると、世界中どこへ持っていっても現地の時間に簡単に合わせられます。

まずは、現地の都市を設定しておきます。内蔵されている都市の登録は、それほど多くありませんが、日本国内なら東京を設定しておけばいいでしょう。ラジオをONにしていない状態で、正面にある「HOME」ボタンを押すと、液晶パネルの上のほうで「HOME」表示が点滅し、下のほうでは都市名が表示されます。その状態でチューニングダイヤルを回すと、都市名がアルファベット順に次々に変わっていきます。お好みの都市名が表示されたところで「ENTER」ボタンを押すと、そこで都市名が確定されます。

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2009年06月20日

SANGEAN ATS-909W (5)

ATS-909W_c.jpg

写真は、SANGEAN ATS-909Wの右側面となります。ケーブルを接続するような類のものは、こちらの側面に集中しています。録音などに使用するラインアウトジャックには、そのコントロールをするSTANDBYジャックも一緒に配置されています。

他の多くの中華ラジオと違うのは、一番上のツマミの存在です。これは感度を調整するツマミで、時計方向へ回すと受信感度が落ちていきます。多くの中華ラジオが、2段階か3段階の切替スイッチで感度を切り替えるのに対して、ATS-909Wは自由に感度を調整できます。上手く受信できている場合には、あまり使わない機能ですが、微妙な調整が必要な場合には嬉しい機能です。

そして、その感度調整ツマミですが、最も感度が良い状態へツマミを回しきったところで、ちょっとした引っかかりが確認できます。勝手に感度の低い方向へ回らないようにする配慮ですが、これもなにかと嬉しい機能です。

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2009年05月31日

SANGEAN ATS-909W (4)

ATS-909W_9.jpg

大きさを確認したところで、SANGEAN ATS-909Wの正面を観察してみたいと思います。目につくのは、大きな液晶パネルと余裕のあるボタン配置です。

液晶パネルが大きいのは、そのまま大きな周波数表示につながります。ラジオ聴取の時には、なにかと便利な時計表示も、電源OFF時にも常に表示されています。液晶パネルの表示内容については、非常に面白い部分が多くありますので、その紹介は後の回でご紹介したいと思います。

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2009年05月24日

SANGEAN ATS-909W (3)

せっかくSANGEAN ATS-909Wを出したので、外観を眺めていきたいと思います。正面の雰囲気は、(1)に出した写真でだいたい伝わるのではないかと思うのですが、今まで紹介してきた短波ラジオと比べると、気持ち大きめのような雰囲気がします。

雰囲気だけではなんとも伝わりにくいと思いますので、カタログ公称値で確認をしてみますが、215mm×133mm×38mmという大きさとなります。弁当箱としてはちょっと大きめ。高校の野球部員の弁当箱といったところかと思います。

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2009年05月23日

SANGEAN ATS-909W (2)

ATS-909W_3.jpg

前回、SANGEAN ATS-909Wを手に入れましたので、早速開梱してみたいと思います。箱から取り出したのが、この状態です。箱の外側を緩衝材でくるんでいます。ラジオの箱が極力傷つかないようにしています。

ATS-909W_4.jpg

こちらが緩衝材を取り払った時の写真です。目立った傷は認められません。写真ではわかりにくいですが、今までレビューしてきたラジオと比べると、明らかに箱の大きさが際だちます。そのサイズを計ったところ、38cm×18.5cm×11cmという感じでした。まずはその大きさにビックリです。

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2009年05月17日

SANGEAN ATS-909W (1)

ATS-909W_1.jpg

このブログでは、たくさんの短波ラジオを紹介してきました。基本的にはPLL式の小さなラジオが中心でしたが、その中でも比較的安価で癖のある短波ラジオが多かったように思います。

紹介した短波ラジオのうち、中華ラジオと呼んでいた中国メーカーのラジオは、癖が特にひどく、ファームウェアの作りがどれもいい加減に見えましたが、逆にそれが面白くもありました。ですが、実は中華ラジオのレビューを始めた時から気になっていたラジオがありました。

その名もSANGEAN ATS-909Wです。SANGEANは台湾のメーカーですから、正確には中華ラジオとはいえないかもしれませんが、中華民国にあるメーカーのラジオですから、これも無理に中華ラジオということにしましょう。

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2009年05月06日

ラジオに元気が無く見えるのは気のせい?

全国の放送局が春の改編を終えました。私は、それほどたくさんのテレビ番組を見るわけではありませんので、ラジオ番組の改編を注意深く観察していました。そしてその改編でひとついえることは、リスナー側から透けて見えるほどの低予算番組が増えているという印象です。

その傾向として、まずはタレントを起用した番組が以前よりも減っています。それと同じくして、長時間番組が増えています。たとえば平日のCBCラジオの場合、以前は13時から15時30分までのワイド番組と、16時から18時頃までのワイド番組の2番組構成でしたが、これが今春からは1番組のワイド番組となりました。そしてパーソナリティ数の合計が、以前はタレント5名・アナウンサー6名だったのが、今春よりタレント3名・アナウンサー6名体制となっています。

さらに顕著なのが平日のぎふチャンラジオで、14時から17時55分までのワイド番組で、以前がタレント4名・アナウンサー1名体制だったのが、今春よりタレント2名・アナウンサー1名体制に移行しています。もともと少なかったパーソナリティが、更に減らされている現状です。

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2009年04月29日

GRUNDIG G4 (12)

GRUNDIG G4のタイマー録音の方法を前回ご紹介しましたが、これでは毎日必ず録音する状態になってしまいます。用事が終わったら、タイマー録音を解除しなければなりません。一度設定した状態を解除するには、次の手順を実行します。

まずは、電源がOFFの状態であることを確認してください。そして、「MW」と書かれたボタンを押します。白色の印刷で「●」と書かれているボタンです。そうすると、液晶パネルの「●」表示が点滅します。それが確認できたら、「EXIT」ボタンを押します。

以上の手順で、液晶パネルの「●」表示が消えますので、タイマー録音の設定が解除されました。ただし、タイマー録音をする周波数や時間などは、記録されたままです。次に同じ設定をする場合には、変更を加えない部分を「ENTER」で飛ばせますから、とても楽に設定できます。

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2009年04月26日

GRUNDIG G4 (11)

GRUNDIG G4の特徴として、録音ができることを前回お知らせしました。録音ができて、そして時計がついているとなると、タイマー録音ができるのではないかと期待してしまいます。そしてその期待通り、G4はタイマー録音の機能が搭載されています。

録音の感覚としては、前回やった手動の録音と同じような感じです。ただ違うところは、予め周波数や録音時間をG4に教えてあげるところです。そういう意味では、ビデオ録画のイメージとほぼ一緒かなと思います。

タイマー録音をするためには、ラジオ本体のメモリに録音するかSDメモリカードに録音するかを決めるプロセスは変わりありません。違うのはこの次の、周波数設定の部分からです。

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2009年04月12日

GRUNDIG G4 (10)

G4_r.jpg

写真は、GRUNDIG G4が729kHzの周波数を録音している状態です。液晶パネルにはマイクのマークが表示され、液晶パネルの下にあるランプのうち「REC」が点滅、「FLASH」が点灯しています。G4がせっせと録音していることを表しています。

今までさんざん紹介しておりますが、G4の大きな特徴として、ラジオ番組を録音できるというものがあります。録音したデータは、G4で再生することもできますし、SDメモリカードを取り出してパソコン等で楽しむこともできます。

G4で再生できるファイル形式はmp3形式とwav形式ですが、録音はwav形式のみとなります。wav形式となりますと、ファイル容量が大きくなりがちな印象がありますが、32kbpsのビットレートですと単純計算で1秒あたり4キロバイトのファイルが作成されますので、思ったほどファイルサイズが大きくなりません。

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2009年04月05日

GRUNDIG G4 (9)

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写真は、GRUNDIG G4を使って中波を受信している状態です。中央の大きな数字は周波数を、下の小さな数字は時刻を表示しています。放送を受信している状態でも時刻が確認できるというのは、とても便利です。

中波の受信については、当然のことながら地元局は問題なく受信できます。音質は、DE1103(愛好者3号)と比べると少し硬めです。少々低音が不足しているようにも感じますが、全体としてバランスは欠いていません。

地元局以外の受信については、DE1103に比べると若干感度が足りない程度です。中波の感度は、内蔵バーアンテナの長さに依存するところがありますから、小さな筐体でも、ある程度の感度を確保できている状態を見ると、とても健闘している感じがします。

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2009年03月22日

GRUNDIG G4 (8)

では、ようやくGRUNDIG G4の電源を入れますが、他のラジオと比べると、少しオペレーションが違います。電源を入れるときも切るときもですが、電源ボタンを長押しする必要があります。長押しする時間は、約1秒です。

もともとG4には、キーロックの機能が搭載されています。「M」と書かれたボタンを長押しすると、全てのボタンがロックされます。誤動作を防止するための機能ですが、ロックが解除されている状態で、電源ボタンを触ってしまうこともありますので、電源ボタン長押しのオペレーションは親切だと感じました。

ただし、電源を切るときのボタン操作については、電源を入れるときとは少し違った事情があります。実は、電源が入っている状態で電源ボタンを短く押してしまうと、ラジオとmp3プレーヤの切り替え操作となります。

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2009年03月21日

GRUNDIG G4 (7)

GRUNDIG G4の12時間・24時間表示の設定は終わりましたが、時間そのものは設定しておりません。ラジオを操作する前に、時計を設定しておきます。

普通のラジオの場合の時計は、単に時刻を知らせたり目覚ましの目的で使われたりします。しかし、G4の場合は他のラジオとは違い、時計は重要な意味を持っています。G4は時計を使ってラジオ番組の留守録ができるため、時計の出番は意外と多いのです。

ただし残念なことにG4の時計の精度は、それほど良いわけではありません。私が持っているG4の場合は、気持ち遅れ気味に動作しています。残念ながら、自動で時刻を補正する機能はありませんので、重要な録音の前には、時刻を予め正確に合わせておくことが必要かと思います。

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2009年03月15日

GRUNDIG G4 (6)

前回で、GRUNDIG G4の中波での周波数ステップ変更をする直前で終わりました。今回はその設定方法からのお話です。残念ながら周波数ステップ変更は、通常の使い方でいつでも変更できるわけではありません。G4に電源の供給を始めた直後の一瞬しか、その設定変更ができません。

そのために、中に入れた電池を全て取り出す必要があります。電源の供給は、USB経由で供給される1ヶ所に限定する環境を予め作っておきます。

まず、電池もUSB経由の電源も、すべて取り外した状態で、しばらく待ちます。マニュアルでは1分程度待つことになっていますが、念のため2〜3分程度待ったほうが無難だと思います。

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2009年03月14日

GRUNDIG G4 (5)

G4_c.jpg

GRUNDIG G4の外観を一通り見たところで、早速電源を入れてみたいと思います。残念ながら充電池は付属していませんので、新たに単3ニッケル水素電池を別途用意しました。用意する本数は3本です。

電池を入れる場所が、他のレビューしたラジオと比べて少しだけ狭い印象があります。ある程度力を入れて、一気にセットする必要がありました。

購入したままのニッケル水素電池を入れてしまったので、残り容量がほとんどない状態です。まずは充電から始めなければいけませんが、液晶パネルの状態を少しだけ観察します。

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2009年03月08日

GRUNDIG G4 (4)

前回まででGRUNDIG G4の正面と右側面を確認しましたので、今回は左側面から確認することにします。

G4_9.jpg

右側面もシンプルでしたが、左側面もかなりシンプルです。上にはアンテナのジャック、下には感度切替スイッチがあります。アンテナジャックのさらに上には、ストラップがつけられているのが見えますが、残念ながら他の中華ラジオと同様、分解しなければストラップを外すことができません。

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2009年03月07日

GRUNDIG G4 (3)

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前回、GRUNDIG G4の正面をちらっと確認しましたが、もう少しきちんと確認してみることにします。G4は、どちらかといえばアメリカ向けですから、筐体に書かれた文字は英語が基本という話は前回紹介しました。そしてよく見ると、白い文字と赤い文字が書かれていることがわかります。

G4は、実はふたつのモードを持っています。ラジオとして使用する場合と、mp3プレーヤとして使用する場合で、それぞれのモードによって操作が変わってくるのです。少ないボタンでオペレーションすることを考えると、こういう風にひとつのボタンでふたつ以上の機能を兼ねさせるのは、ある意味仕方ありません。

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2009年02月22日

GRUNDIG G4 (2)

さて、インターネット上でGRUNDIG G4を注文したところ、ほどなくして無事到着しました。ベストカカク.comへは日本語で注文できますし、商品の発送も国内からとなりますので、なにかと安心できます。

G4_2.jpg

梱包を解いてみると、丁寧に緩衝材で梱包してありました。中国からやってくる商品の多くは、外箱がひどく潰れていたりしますが、G4の外箱については、大きく潰れているようなことはありませんでした。材質は厚紙で、裏側には英語をはじめ、3ヶ国語で説明が書かれております。

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2009年02月21日

GRUNDIG G4 (1)

G4_1.jpg

ここ最近、中華ラジオのレビューが少ないじゃないかとお気づきのかたも多いですが、決して忘れていたわけではありません。今回からは、お待ちかねの中華ラジオをレビューします。中華ラジオの中でも、ここ最近注目されているGRUNDIG G4を見ていきます。

実は、DEGEN DE1121が発売されたあとから、その次に出てくる録音できるラジオについて噂がありました。それがDEGEN DE1122となりますが、そのOEM製品が今回のG4になります。

今回初めてGRUNDIGの商品を紹介しますが、実はずっと前にここで紹介したE5と同じEtonの別ブランドとなります。問い合わせ先もEtonとなりますし、諸々の情報もEtonへ問い合わせすることになります。

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