2011年08月05日

ICOM IC-9100M (6)

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前回、ICOM IC-9100Mの背面のお話が途中になりました。写真は、背面に貼ってあるシリアル番号が書かれたシールです。IC-9100Mを見渡して、IC-9100との外観上の違いは恐らくこの部分だけかと思います。

正面にある型番表記は、100W機・50W機ともに「IC-9100」と書かれているため、違いを見いだすことができません。もちろん仕様上として、空中線電力の違いはあるのですが、外観だけではほとんど違いがないのです。

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2011年08月04日

ICOM IC-9100M (5)

前回までで、ICOM IC-9100Mの前面と上部は確認しました。今回はそれ以外の外観を確認したいと思います。

IC-9100M_8.jpg

まずは、本体左側面です。非常にシンプルです。持ち運び用の取っ手がひとつあるのみです。

IC-9100Mの重量は、カタログ値で約11kgあります。同じアイコムの固定機で比較すると、IC-7600がカタログ値で約10kg、IC-7410がカタログ値で約10.2kgとなりますから、この辺りの固定機と重量ではあまり差がありません。移動用にも使えるIC-7200IC-7000と比べると明らかに重いので、どちらかと言えば移動運用には向かない重量です。

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2011年07月08日

ICOM IC-9100M (4)

IC-9100M_6.jpg

写真は、ICOM IC-9100Mを正面から見た場合となります。ひときわ目立つのは、大画面の液晶ディスプレイですが、このスタイルがアイコム基本のレイアウトとして定着しているようです。

いろいろ調べていると、大画面ディスプレイのスタイルが始まったのは、1988年発売のIC-780辺りからのようです。当時は、液晶ディスプレイではなくブラウン管搭載だったようで、しかも画面下にファンクションキーを配置したスタイルは、コンピューター画面のように見えて仕方ありませんでした。

固定型の無線機というと、正面に大きなメインダイヤルがあって、周波数表示は上のほうに横に細長くというスタイルを連想しますし、そういうスタイルがまだ一般的ではありますが、ディスプレイ上にできるだけ多くの情報を集めようと思うと、大画面化は避けられませんから、こういうスタイルはアリだと思っています。

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2011年06月19日

ICOM IC-9100M (3)

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アスカシステムズより「取りに来てください」と連絡がありましたので、早速取りに伺いました。写真は持って帰ってきたそのままのものです。一言で表現すると「大きな箱だ」という感じです。

それもそのはず、これは梱包の箱をさらに包むようにできている外箱なのです。通常はこの大きさの箱で、メーカーから送られてきます。無線機の梱包箱も段ボールでできていますが、梱包箱も立派な商品ということでしょうか。箱に傷があればクレームの可能性がありますので、このように外箱に入れて発送しているのでしょう。

外箱が開いているように見えるのは、一度開梱してから保証書に店名印を押しているからで、通常は当然ことながら閉じた状態です。

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2011年06月12日

ICOM IC-9100M (2)

ICOM IC-9100Mの発売日は2010年10月でしたが、最初の数ヶ月間はかなり品薄な状態で、謎の多い無線機として話題になっておりました。そのために12月11日に名古屋市公会堂で行われた試聴会へ出かけていったわけですが、その後は次第と供給が安定してきました。

また、1200MHz帯バンドユニットUX-9100も、2011年2月頃からは供給が始まったと聞いていましたので、2011年2月頃から見積を何度かいただき、購入を決めました。その時点での供給状態は、IC-9100とUX-9100を2週間程度で手に入れられる状態でした。今回は、無線機関連でいつもお世話になっています、アスカシステムズからの購入です。

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2011年06月11日

ICOM IC-9100M (1)

IC-9100M_1.jpg

2009年に3アマ免許を取得してから、何となくアマチュア無線の趣味が再燃したような気がするのですが、今まで持っている無線機が、ハンディ機ばかりだったり古いものだったりで、なかなか本格的に趣味を再開するには至っていませんでした。そもそもアマチュア無線を再開できるほどの時間があるかどうかというのも怪しいのですが、せっかく3アマ免許まで取ったわけですから、ちょっとぐらい始めてもいいのではないかと思い、新たな無線機購入の選定に入りました。

検討をしている中で、2009年のハムフェアで参考出品されてから、何かと話題にのぼったアイコムIC-9100が気になるところですが、やはりそれなりの出費が必要となりますので、二の足を踏んでおりました。そもそもHF帯をしっかり運用するつもりなのか、VHF帯UHF帯をどれだけの頻度で運用するのか等、悩みは尽きませんでした。

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2011年05月29日

JARL第53回通常総会

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社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)の第53回通常総会が、大阪府池田市にある池田市民文化会館で行われております。今日は朝からあいにくの雨模様で、台風2号の接近もあり、参加者数が500名あまりと通常の総会よりもかなり少ない人数でスタートしました。会場には空席が目立ちます。

JARLの一般社団法人への移行が、昨年11月に寝屋川市で行われました臨時総会にて承認を得ましたので、従来のようにJARLの会員が直接賛否を表明できるスタイルとしては、今回が最後の総会となります。今年の11月頃に一般社団法人へ移行した後は、代表社員による採決となりますが、それを傍聴できるか否かはわかりません。

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2011年04月17日

モールス実技試験について意見募集の結果

少し前に、アマチュア無線免許取得の試験でモールス実技試験を廃止するかどうかについて、パブリックコメントを求めていました。少し前にその結果が発表されましたので、ご紹介します。

ブログなどで表明している意見などを集めてみても、かなり反対派が多いみたいです。実際、上級アマチュア無線の試験で合格率が低いのは、モールス実技試験が障壁になっているのは明らかでしょうし、それを突破してきた人からすれば、後からルールが変わるのは我慢ならないでしょう。

実際の通信では、プロの世界ではモールス通信を行うケースは非常に少なくなり、遠洋漁業向けの通信や陸上自衛隊に一部残っているのみだそうです。趣味の世界であるアマチュア無線でも、コンテストやアワードなどを通じて、モールス通信を活性化しようとする動きがあります。

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2011年04月16日

東日本大震災の影響

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東日本大震災から1ヶ月を経過しておりますが、自分で感じたことや周囲から聞いたことなど、様々な影響が確認できております。今回はそれらのうち、いくつかを取り上げたいと思います。

まずは冒頭の写真に使用した時計、15年ほど前に購入した電波時計ですが、実は震災後から電波での補正を行わなくなりました。マルマンのグリニッジという電波時計で、内部はユンハンス製です。こちらのサイトによると、日本初の電波時計なのだそうです。

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2011年04月03日

ラジオの持つ底力

まずは、この度の東日本大震災により被害を受けられました皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。既に震災から3週間が経過しておりますが、報道などを通じて知らされる情報に心を痛めているところです。

私が住む愛知県は今回の震災の中心からは離れておりますが、震災後に私は関東や新潟へ出張しており、余震や計画停電が現在進行中で続いていることを目の当たりにすると、明日にも来るといわれる東海地震の備えについて、考えずにはいられなくなります。

震災後に時系列で何が必要になるかは、今後まとめられていくと思いますが、そんな中で「これでいいのか」という自問自答が自分の中で続いています。

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